はりまノマド

西明石「地酒と辺境 はりまのまど」瀬尾亮ブログ

伊尾木川再訪 その1

2019年11月24日 娘の山村留学先、木頭北川のお祭りに参加して帰りは自転車で高知方面へ。 と言うと国道の四ツ足トンネルを越えるのが普通だけど、今回は千本谷林道から安芸市東川方面へ。 天気を読みながら、どこから帰るか考えていたのだけど午後まで持ちそ…

高知伊尾木川~徳島那賀川 その2

静かな山村と清流の光景を求めて選んだ伊尾木川の旅だったが、来てみるとそこは下流の集落から30キロ無住の集落が続く廃村地帯だった。 かつての中心集落であった場所で元住人の方に話を聞いて、地図には集落名が点在するこの中流域に常住する人は一人もいな…

高知伊尾木川~徳島那賀川 その1

2018年5月21日 山深い土地に以前から興味があって、大学を休学して長い旅に出た時も九州や北海道や東北の山村を巡っていた。 もう20年以上前になるけれど、その当時から「人が減ってゆく、若い人がいない、年寄ばかりになってゆく」という話はあちこちで聞い…

瓢箪ござ(Lee Dongheeセッション)

2019年8月28日(水) Lee Donghee/李東熙 (doublebass) 古川友紀(dance) ヤンマー(guitar) 瀬尾亮(voice,sax,他) 鳥取で知り合った韓国出身ベーシストのドンヒさん企画で同じく鳥取で一緒した大阪のダンサー古川さんと、ギターのヤンマーさんは初対面だったの…

お見送り

次女の山村留学、2学期の開始は8月26日ということで、前日木頭に送りに行く。 数えてみれば自分が木頭に行くのはこの4月から10回目だ。 その前に12月と2月にも来ているし。 いつもの那賀川沿い国道195号もさすがに飽きてきたので、今回は北の神山町から土須…

木頭の休日

自然に対する畏れを失ってはいけない、などなどなどと。 現代において自然に対してナメた態度を公の場でとっているとどっかから叱られたりする訳である。 「台風が近づいています」という報道があれば外出の予定を中止して家の中でじっとしたいるのが賢明だ…

中国山地の分水嶺を歩く

青春18切符この夏2枚目。 日帰りで夕方に岡山総社でセッションに参加。 それまでの時間にどっか行ったろうとなると案外選択肢が無くて悩む。 というのは、それで考えつくルートはあらかた行ってしまっているから。 智頭、鳥取、津山、新見、東城、児島、高松…

夏休みのお迎え

一学期が終了ということで山村留学に行っていた次女を迎えに行く。 今回は長女と二人で。 一泊したかったのだけど、大人も子どももそれぞれの事情がある訳で、二日続けて自由にするのも難しい。 しんどいけど日帰り。 木頭に着いてからはまず小学校で担任の…

出羽島

2019年 5月4日 次女を木頭に送りに行きがてら、牟岐沖にある小さな離島、出羽島へ。 人口70人。 このサイズの島の雰囲気、懐かしさを感じる。 最近は山村にばかり目が行ってしまっていたけれど以前は色々と離島の旅をしていたことを思い出す。 20年ほど前の…

東京から関西までの帰途。青春18切符使って、ちょーっとだけ寄り道。 長野茂田井の武重本家、「御園竹」という酒を飲ませてもらって、たまらない味わいだったので蔵まで来た。中山道の宿場町。ここで造られ昔から飲まれて来たという土地で酒を買い、飲むのは…

稲美町の井澤本家

明石の隣の稲美町、田んぼや畑ばかりの土地に酒蔵があるなんて最近まで知らなかった。ホームページの案内地図とグーグルマップを慎重に照らし合わせながら、畦道を少し太くした程度の道を辿ってようやく見えてくる「倭小槌」の幟。 格式は感じるものの田園地…

家を建てること

家を建てている。 と、エラそうに言えるほどのことではない。 基本大工さんが建てている。 内装だけ自分でやっている、という程度だけど、一応全部プロに任せきりではなく自分でできる部分は手を動かして作業している。 そもそもは店の内装を自分たちでやっ…

自分のこと

瀬尾亮。 1975年兵庫県生まれ。 明石市で育つ。 1996年ほぼ一年日本各地を歩きと自転車で旅する。 この頃の全国の地方都市を見られたのはいい経験だったと思う。 1998年より東京。 即興演奏中心に演奏活動を始める。 ずっと音楽が自分の中心にあった。 2003…